■「プリウス暴走事故」はなぜ多い ■ 2/1

〜トヨタも警察も解明しない深い闇〜

https://www.sentaku.co.jp/articles/view/17594

【 業界関係者の信用はガタ落ち 】

さらに新たな問題も浮上している。
十月二十日、東京・吉祥寺駅前で八十五歳の男性が運転するプリウスが突然暴走し、男女七人が負傷した。
その場で現行犯逮捕されたドライバーは「アクセルとブレーキを踏み間違えたかも知れないが、よく覚えていない」と供述しているという。

「高齢ドライバーの運転ミスはよくあること」では簡単に片付けられない事情が、この事故にはあった。
事故を起こしたプリウスは自動ブレーキなどの衝突回避支援パッケージを装備した車種だったのだ。

「事故車に衝突回避支援パッケージがついていたとする報道はないし、この事実に気づくユーザーもほとんどいない」と胸をなでおろしているトヨタ系ディーラー幹部もいる。
が、インターネット上では事故車の映像から安全装置搭載モデルであることが判明し、大きな話題になっている。

トヨタ関係者は「他社も含めて衝突回避自動ブレーキを含む安全ブレーキは、必ずしも完璧ではないとユーザーに告知している」というが「告知済みだから責任はない」と受け取られかねない姿勢だ。