北海道文化放送

2020年10月12日 月曜 午後7:10

 北海道函館市の市道を無免許で軽乗用車を運転したとして、69歳の男が逮捕されました。
 男は8月に酒気帯び運転で40代の男性にケガをさせる事故を起こしていて、免許取り消し処分を受けていました。
 無免許運転の現行犯で逮捕されたのは、函館市に住むパート従業員の69歳の男です。
 警察によりますと男は10月12日午前11時50分ごろ、函館市鍛治1丁目付近の市道で、無免許の状態で軽乗用車を運転。自宅に戻ってきたところを警察官が確認し逮捕しました。
 男は8月5日、酒気帯び運転で自宅付近でバックをした際40代の男性が運転する車にぶつかり、首に軽傷を負わせる事故を起こし現行犯逮捕されていて、その後釈放され9月中旬に免許取り消しの処分(欠格期間2年)を受けていました。
 当時男の呼気からは基準の3倍のアルコールが検出されていました。
 この捜査を担当し、男の顔と車を覚えていた函館中央署の交通課の警察官が10月12日、男が運転し交差点を右折する様子を目撃。確認するため男の自宅で待っていたところ、約20分後車で帰宅する男が現れたということです。
 調べに男は「ただ買い物行ってました。すみません、ごめんなさい」と容疑を認めていて、警察が詳しく調べるとともに、8月の酒気帯び運転と過失運転致傷の疑いで男を近く書類送検する方針です。

https://www.fnn.jp/articles/-/94595