北海道・苫小牧警察署は、2014年4月から今年6月にかけて札幌市や苫小牧市を中心に自動販売機荒らしを270件繰り返したとして、札幌市白石区に住む建設業の男(34)を窃盗などの疑いで13日までに追送致し、事件捜査を終結したと発表した。

男は同様の容疑ですでに2度逮捕され、その後起訴されていた。警察によると、男は電動のこぎりで自動販売機のロック部分を切断する手口で犯行に及び、被害総額は約350万円にのぼる。盗んだ金は生活費にあてていたとみられている。

警察の調べでは、昨年1年間の札幌近郊の自動販売機荒らしの被害は85件で、そのうちの6割以上にあたる56件が男の犯行だった。

男は調べに対し「いずれは捕まると思っていたので、できるだけ多く盗んでやろうと思っていた」などと話している

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