京セラ(京都市伏見区)は16日、コンピューターウイルスに感染した同社のパソコンから社内外の関係者に偽装メールが大量に送られたと発表した。名前や住所、メールアドレスなど個人情報が流出した可能性があるという。

 同社スマートエナジー事業本部の従業員のパソコンが、「マルウエア」と呼ばれる不正プログラムの一種「Emotet(エモテット)」に感染。この従業員を装った不審メールが社内外に約3万通送られたという。メールには暗号化されたマルウエアのファイルが添付されていた。

 同社は「不審メールを受信した場合は開かずに削除してほしい」と呼び掛けている。

京都新聞 2020/10/16 22:10 (JST)10/16 22:40 (JST)updated
https://www.47news.jp/localnews/5383141.html