0001首都圏の虎 ★
2020/10/17(土) 08:56:46.12ID:SmWtIzcK9岸氏は「風評被害の発生は必至。漁業に壊滅的な影響を与える恐れがあり反対だ」と強調。しかし、政府は月内にも海洋放出を決定する方針を固めており、漁業関係者の懸念は押し切られた格好だ。
野上農水相は「風評を懸念されるのは当然」と全漁連の立場に一定の理解を示した。その上で、「復興に向けた漁業者の努力を妨げないことを最優先に、処理方法や風評被害対策を検討すべきだ」と述べ、全漁連の意向を関係省庁と共有する考えを伝えた。
岸会長は15日に官房長官、環境相、経済産業相を訪問。16日は復興相も訪れ、海洋放出への反対を繰り返し訴えていた。
背景にあるのは、いまだ払拭(ふっしょく)されていない風評が海洋放出により一段と強まることへの強い危機感だ。
2011年の原発事故から9年たつが、福島県の漁業は本格的な操業再開に至っていない。また、中国や韓国など一部の国・地域が日本産の農林水産物に対する輸入規制を今も継続している。
欧州連合(EU)やマカオなど、輸入規制を緩和する動きも出ているが、実際に海洋放出が始まれば再び各国・地域で規制が強化されかねない。30年に5兆円を目指す政府の農林水産物・食品の輸出目標の達成も危ぶまれることになる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/364059e8694f21949f6302c3419500496af6b458