兵庫県明石市は19日、サービス付き高齢者向け住宅で女性職員が認知症の80代男性入居者を虐待していたと発表した。施設が室内に設置した監視カメラから、暴行を撮影した映像が見つかった。明石署に連絡しており、署や市が職員から事情を聴くなどして状況を調べる。職員は既に退職したという。

 市によると、施設は明石市林の「シルバーハウスはやしの南」(18室)。映像では、9月下旬の夜から翌未明まで、職員が男性入居者に対し殴る、蹴る、踏みつけるなどの暴行を9回加えたという。9月23日に施設から市に連絡があり、市の調査で10月14日に虐待の映像を確認

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