加藤勝信官房長官は21日午前の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域での中国海警局の船の航行が同日で45日連続となったことについて、「こうした活動が相次いでいることは極めて深刻だと考えている」と述べた。その上で、海上保安庁の巡視船が現場海域で中国公船に警告するとともに、中国側に外交ルートでも連日抗議していると説明した。

 また尖閣諸島に関し、「歴史的にも国際法上も疑いようがないわが国固有の領土だ。現にわが国はこれを有効に支配している」とも語った。

https://www.sankei.com/politics/news/201021/plt2010210015-n1.html
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