2020年10月27日 7:00

京都高島屋のくぼ地にめり込むように立つ「池善ビル」(京都市下京区)
https://kyoto-np.ismcdn.jp/mwimgs/a/0/600m/img_a0a902af1072b3750c24ce63a4c3a1ea2554813.jpg

12月末で閉店する「池善化粧品店」(京都市下京区)
https://kyoto-np.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/600m/img_373fb906f1012372902e178a84f035742311728.jpg


 京都市下京区四条通河原町にある京都高島屋に隣接するビルで営業する「池善化粧品店」が12月末で閉店する。京都の「一等地」で街の発展を見守り、京都の多くの人に親しまれた店舗だが、社長の高齢化などで90年の歴史に幕を閉じる。

 井上清次社長(88)によると、店は1930(昭和5)年創業。店が入る「池善ビル」もほぼ同時期に建てられたという。

 3階建てのビルは京都高島屋のくぼ地に立ち、四条河原町の交差点に面する。閉店後のスペースはテナントとして活用し、今後、外観の改修なども検討するという。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/389917