ヤギでの除草は条件が合致すれば効果はあるけど、その条件が結構厳しいてのが現実

1.ヤギが逃げない人や害獣が入ってこない塀や柵およびにヤギ小屋にできるものが既にある。
2.ヤギの体調管理をする人手に余裕がある(余剰人員をあてられる)
3.除草に時間的余裕がある(数か月かけてゆっくり除草すれば良い)
4.ヤギ自体の臭いや糞尿の臭いが問題にならない立地である。
5.除草対象ではない植物が生えていないかヤギから隔離可能である。

この中で一番のネックが柵と小屋と管理人員
敷地の広さにもよるけど柵と小屋だけで50万から100万近い初期投資が必要になる。
人件費もそうで、長期にわたっての除草になるから管理する人員は必須
あとヤギの臭いと糞尿の臭いはかなり大きい。

結果的にヤギ除草を採用できるのは、最初からフェンス等で仕切られ人や害獣の出入りのない、
また人手や設備等に余裕があり、近隣に民家等が少なく臭いも問題になりにくい
工場等の緑地帯とかに限られる。