ギョーザ消費日本一は宮崎市――。総務省の2020年上半期(1〜6月)家計調査データから一般社団法人焼き餃子協会(東京都)がギョーザへの世帯当たり平均支出額を自治体別にまとめたところ、2位宇都宮市(1886円)、3位京都市(1635円)を抑え、宮崎市が1917円で初めてトップになった。同市大淀4の宮交シティで11月1〜3日に餃子フェス、13〜15日に同市新別府町のイオンモール宮崎でぎょうざ祭りがある。

 いずれも「ギョーザを新たな観光資源に」と9月に発足した宮崎市ぎょうざ協議会(渡辺愛香会長)などの主催。イートイン会場で10〜15店の焼きたてを味わってもらう。

 協会のまとめでは月購入回数(外食と冷凍食品除く)も宮崎市が17年以来の1位で、世帯当たり4・72回。2位松江市(4・34回)、3位大津市(4・23回)を抑えた。

 協議会の平原大理事は「農畜の盛んな宮崎は具材に恵まれて需要が高かったところに、新型コロナで更に持ち帰り需要が高まったのでは。年間通した日本一を目指したい」と話す。【上入来尚】

https://mainichi.jp/articles/20201030/k00/00m/020/041000c
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