大阪市民を対象に大阪都構想の是非を問う住民投票で、同市選挙管理委員会は1日、投票権がない20代女性に投票所で投票用紙を誤って交付したと発表した。女性は投票を終えており、有効票として扱われる。

 市選管によると、女性は1日午前7時半ごろ、北区の西天満投票所を訪れて氏名や住所、生年月日を提示した。職員が選挙人名簿を確認した際、生年月日が同じ男性の情報がシステム上に表示されたのを女性だと思い込み、投票用紙を交付したという。

 約3時間後、男性が投票所を訪れたため誤交付が判明した。女性は住所要件に該当しない6月2日以降に市内に転入しており、投票権がなかった。

2020.11.1 20:57 産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/201101/wst2011010018-n1.html