0001蚤の市 ★
2020/11/06(金) 09:58:55.61ID:zKJzzKH9910月上旬にインターネットの掲示板サイトに問題を指摘する告発文書が、職員給与一覧や業者への請求書などの資料とともに掲載され、市が病院に調査を指示していた。病院は公開された資料は原本のコピーと認めている。
告発文書は内部資料に基づき、2019年12月に事務職員らを不定期で昇格・昇給させたほか、20年4月に県から派遣された職員に調整額を上乗せし、県職員時代を超える給与を支給しているなどと指摘。また、新型コロナウイルス患者の受け入れ手当として、交通誘導をした事務職員に1回1万円を支給したり、20年10月採用の職員に勤務前の9月分の給与を満額支給したりしたことなども記載されていた。
業務委託に関しても資料を示して指摘しており、診療報酬明細書の作成など委託費は従来月1582万円だったが、業者変更に伴い20年4月は2813万円に増えていた。診療材料の在庫配送管理などの業務委託費は、月額190万円だったものが、19年から同510万円の業者に変更。清掃業務は19年の委託先変更で支出が年間5000万円増えたとしている。告発文書は過去2年間の行為を挙げたとしており、直近の1年間だけで5億円の「不正」支出があると指摘している。
病院側は市議会全員協議会で、告発文書にある資料はいずれも原本のコピーと認めたが、大半の事例は独立行政法人法上は「適法」と釈明した。ただ、月額27万円の調整額を上乗せされている県派遣職員は自身の給与を「高いと感じた」と述べた。また、物品の購入費用については「高いように思う」と答える場面もあった。増田政久理事長は「ご迷惑をかけておわびします。事実確認して是正したい」と述べた。
同病院は東金市と九十九里町が県の補助で14年度に開設。人材不足などで全面開業が遅れたことなどから、毎年10億円以上の赤字を計上してきた。赤字補?(ほてん)や運営のため23年度までに総額71億円が県から交付見込みで、別に37億円がすでに貸し付けられている。
これとは別に18年度は資金繰りの悪化で県が30億円を追加支援しているが、19年度末で累積赤字は48億7800万円に達している。
毎日新聞2020年11月6日 09時30分(最終更新 11月6日 09時30分)
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/040/026000c