世界最大級の霊長類動物園「日本モンキーセンター」(愛知県犬山市)の男性飼育スタッフが、公式ツイッターに女性蔑視と取られかねない不適切な投稿をしたとして、同センターは5日、伊谷原一所長名でホームページ上に謝罪文を掲載した。

 同センターによると、問題の投稿は10月末のもので、サルの一種・シロガオサキの「モップ」の観賞に訪れる女性について言及。「『モップくんが大好きなんです!』と来園してくださる方は素敵(すてき)なお姉さまばかりだと思っていましたが、なんと!本日初めて『女子』にお会いしました!!」と、女性の後ろ姿の写真とともに投稿した。

 この投稿に対し、ツイッター上では、「このツイートを公式アカウントで投稿する意味を考えてください。差別と侮蔑入ってますよ?」「時間がたてばたつほど、このツイートは気持ち悪い」といった批判が相次ぐなど炎上。同センターにも苦情の連絡が何件か寄せられたため、内部調査を実施し、5日に公式ホームページ上などに伊谷所長名の謝罪文を掲載した。投稿は既に削除されている。

 謝罪文では「多くの方に不快な思いをさせお詫(わ)び申し上げる。添えられた文言によって多くの方を傷つけた事実に弁解の余地はない」としている。同センターは女性の写真について「無断掲載ではない」としている。伊谷所長は5日夜、毎日新聞の取材に「本人の指導・教育を一からしていく」と説明。当面の間、イベントや研究情報の発信に限り、主観的投稿は控えるという。

 同センターは1956年設立で、世界最多の約60種850頭を飼育する。インターネットを活用した、飼育スタッフによるユニークな発信や寄付集めなどが話題を呼んでいる。【川瀬慎一朗】

毎日新聞2020年11月6日 02時00分(最終更新 11月6日 03時21分)
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/040/004000c

★1が立った時間 2020/11/06(金) 06:14:20.06
前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1604625933/