藤田知也
2020年11月5日 12時45分

 日本郵政は5日、2015年に買収した豪物流大手トールの主力事業の一つについて、売却する方針を正式決定したと発表した。トール社の業績が低迷していることから、不採算部門を切り離して経営改善をめざす。ただ、日本郵政は「売却される確証はない」としている。
 売却方針を決めたのは、オーストラリアとニュージーランドの国内で宅配便など荷物輸送を展開する「エクスプレス事業」。トールの売り上げの3割超を占めるが、20年3月期に1億豪ドル(約75億円)の赤字を計上し、20年4〜6月期でも同規模の赤字を出していた。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://www.asahi.com/articles/ASNC544BMNC5ULFA003.html