さいたま市は、市内の繁華街にあるキャバクラ店でこれまでに従業員あわせて6人が
新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。

さいたま市は、感染者の集団=クラスターが発生したとみて、店を利用した客に保健所に相談するよう呼びかけています。

さいたま市によりますと、集団感染が発生したのは、通称「南銀」と呼ばれるさいたま市大宮区の繁華街にあるキャバクラ、
「ClubLuxe」です。

この店では今月5日に30代の男性従業員の感染が初めて確認されたあと、
8日までに従業員の10代から30代の男女あわせて6人の感染が確認されたということです。

店は今月4日から休業していて、市によりますと感染の可能性がある先月31日から今月3日までの間に、
15人程度の客が利用していたとみられています。

市はこの間に店を利用した人は保健所に連絡するよう呼びかけています。

また、「南銀」にある接待を伴う飲食店でクラスターの発生が相次いでいて、
さいたま市は、この繁華街で働く人などを対象に無料で行っているPCR検査をさらに行うことで感染の拡大を防ぎたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20201108/1100010038.html