https://www.sankei.com/affairs/news/201109/afr2011090007-n1.html

タクシー運賃の支払いで偽造した一万円札を使ったとして、警視庁捜査2課は偽造通貨行使容疑で、
東京都足立区柳原の無職、千葉風海(かざみ)容疑者(22)を逮捕した。
「偽札は自分で作った。作れたので使ってみた」などと容疑を認めている。同課は動機など詳しい経緯を調べる。

逮捕容疑は今年3月中旬の深夜、足立区内で、近くの北千住駅から乗車したタクシーの運賃を支払う際、
偽造した一万円札を使ったとしている。

同課によると、運賃は約1000円で、千葉容疑者はお釣りとして9000円程度を得ていた。
偽札は精巧な作りではなかったものの、運転手の男性は受け取り時には気づかず、売り上げの精算段階で認識し、
同庁へ届け出たという。

千葉容疑者の住居などから同種の偽札などは見つかっていない。
また、当時、タクシーに同乗していた知人の男性がおり、同課が事情を聴いている。