鳥取県警は9日、インターネットのサイトの未納料金があるなどとして架空の料金を請求された鳥取市の40代男性が計2977万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 県警によると、男性は9月20日、「利用料金の確認が取れていない」とのショートメールを受信し、記載された番号に電話。応対した男に「サイトに未納料金がある」「あなたの携帯電話がウイルスに感染し、まき散らされている」などと言われ、その後、別の男から電話で示談金などを要求された。

 男性は10月6日までに、コンビニで電子マネーカード計100万円分を購入しIDを伝えた他、指示された東京都内の複数のアパートに宅配便で5回にわたり、計2877万円を送ったという。

https://www.sankei.com/west/news/201109/wst2011090011-n1.html