干しエビの袋の中に合成麻薬を隠して密輸したとして、ベトナム人の技能実習生ら6人が警視庁に逮捕されました。

 麻薬特例法違反の疑いで逮捕されたのは、群馬県に住むベトナム人のグエン・ティエン・マイン容疑者(23)ら男女6人です。

 警視庁によりますと、先月下旬、ベトナムから国際郵便で送られた荷物の中からMDMAおよそ2000錠、800万円相当が見つかりました。警視庁が荷物の中身を入れ替えて追跡し、自宅で受け取った6人を逮捕したということです。MDMAの入った袋に両面テープを巻いたうえで干しエビの袋の中に入れて隠していたということで、警視庁は手口が巧妙化しているとみています。

 6人は技能実習生や留学生などとして入国し、いずれも容疑を否認していますが、警視庁は組織の実態解明を進めています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4122737.html