賃貸アパート大手のレオパレス21が13日発表した2020年9月中間連結決算によると、純損益は175億円の赤字(前年同期は244億円の赤字)だった。施工不良問題による入居率の低下が影響した。

 9月末時点の債務超過額は171億円と6月末の118億円から拡大したが、今月2日に米投資ファンドから約572億円の資金を調達したため、現時点で債務超過は解消しているという。

 売上高は前年同期比5・8%減の2086億円。施工不良問題による改修工事の遅れや新型コロナの影響で、5月以降の入居率が損益分岐点とされる80%を下回って推移した。

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