東日本大震災から来年3月で10年を迎えるに当たり、被災した福島県の復興状況を台湾に伝えようと今月発足した台湾人の団体「福島前進団」が15日、福島市で記者会見を開いた。メンバーが県内各地を訪れ、風評払拭(ふっしょく)に向けた情報発信に取り組むといい、「福島を応援する動きを広めていきたい」と意気込みを語った。

 同団体に参加する日本在住の台湾人5人が、16〜21日に東京電力福島第1原発や観光地などを視察。インターネット交流サイト(SNS)などで福島の様子を伝える。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2020111500277&;g=soc