「昇任試験のプレッシャーから逃れたかった」寮に戻らず行方不明に…"4日間無断欠勤"26歳自衛官を処分
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北海道ニュース UHB
2020年11月16日20:15


予定していた時刻になっても戻らず、正当な理由なく4日間無断欠勤したとして、26歳の男性陸士長が停職4日の懲戒処分となりました。懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊第2師団第25普通科連隊、遠軽駐屯地に所属する26歳の男性陸士長です。

第2師団によりますと男性陸士長は2019年9月9日、予定していた時間までに寮に戻らず、行方がわからなくなりました。自衛隊が捜索し、5日後の9月14日に帯広市内で隊員が保護。男性陸士長は4日間無断欠勤をしました。

第2師団は11月16日付で男性陸士長を停職4日の懲戒処分としました。男性陸士長は、帰隊しなかった理由について、「日々のストレスと昇任試験のプレッシャーから逃れたかった」と話しているということです。

陸士長が所属する第25普通科連隊の大野木秀樹連隊長は「本人の自覚の欠如によるもので判明した事実に基づいて厳正に対処しました」とコメントしています。陸上自衛隊第2師団では、10月にも別の隊員が帰隊せず16日間無断欠勤をしたとして、停職16日の懲戒処分をしています。