※統一21

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国の両政府は王毅国務委員兼外相が1泊2日の日程で日本を訪問した後、25日ごろ韓国を訪れることで事実上合意した。複数の外交消息筋が19日明らかにした。

来年1月に発足するバイデン米次期政権もトランプ政権と同じく、強硬な対中姿勢を打ち出す可能性が高いとみられ、韓国と日本との関係を管理する狙いがあるとみられる。

王氏は26日ごろ、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と会談する見通しだ。会談では習近平国家主席の訪韓などについて議論するとみられる。外交消息筋は「王氏の訪韓を機に双方が習主席の訪韓に関する政治的な意志を確認できると思う」と述べた。ただ、韓国で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、年内の訪韓は厳しいとの見方が多い。

会談では北朝鮮問題などの朝鮮半島情勢や経済協力、新型コロナウイルスへの対応などに関しても意見交換するとみられる。

王氏は当初、10月に韓国と日本を訪問する予定だったが、共産党第19期中央委員会第5回総会と米大統領選などを踏まえ、延期していた。

2020.11.19 17:05
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