平井卓也デジタル改革担当相は20日の閣議後記者会見で、政府が普及を急ぐマイナンバーカードについて「デジタル時代のパスポートだ」と意義を強調した。その上で「(国民に)それを持ってもらうまでのプロセスは極めてアナログ的なサポートが必要だ」と述べ、市区町村の取り組みが重要と訴えた。

デジタル庁、来年9月目指す 平井担当相「工程表前倒し」

一方、平井氏は「デジタル庁」発足の準備状況について「壁はめちゃめちゃ厚い」と指摘。「各省からデジタル庁に人が集まったとしても、(出身)省庁の文化を縦の形で残してしまう可能性が、このままだと非常に強い」と懸念を示した。

2020年11月20日14時33分 時事
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