【ブリュッセル共同】オランダ政府は20日、スーパーでのたばこ販売を2024年から禁じると発表した。オランダの喫煙率は22%(日本は19年時点で16.7%)で、政府は5%以下にする目標を掲げている。22年からの自動販売機禁止も決まっており、スーパーと合わせて全国のたばこ売り場の7割近くが消えることになる。欧州メディアが伝えた。

 オランダではたばこ売上高の55%をスーパーでの販売が占める。人口約1700万人の国で年約3万5千人が喫煙の影響で死亡しているとされ、政府は喫煙率引き下げに躍起になっている。

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