計測器、医療機器の製造を行う日本の「島津製作所」は、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査装置を新たに開発した。他社の類似製品は400万円程度だが、今回島津が開発した装置は約200万円と半額。日本経済新聞が報じている。

日本経済新聞によると、この装置は、中小規模の病院や検疫所向けに販売される。身近な医療機関で検査ができるようになることで、新型コロナウイルスの検査態勢の拡充につながる可能性がある。

検査結果は最短90分で判明する。全自動で検査でき、検体の全処理や分析結果の読み取りなどの専門知識がなくても扱えるという。

https://jp.sputniknews.com/science/202011277972970/