寒さが本格化する中、長崎県西海市の長崎バイオパークで冬の風物詩、カピバラの露天風呂が始まっている。カピバラの展示エリアは柵や仕切りがなく、来園者はゆったり湯の中でまどろむ愛らしい姿を間近で見ることができる。

カピバラは南米のアマゾン川流域に生息する世界最大のネズミの仲間。寒さに弱いため冬場の露天風呂は大のお気に入りで、冷え込みが厳しいほど長湯になる。過去には1時間以上、長風呂を楽しんだ「つわもの」もいたという。

露天風呂は2021年2月28日までの予定。冬至前後の12月19〜27日は湯船に県特産のザボンを浮かべる。【田鍋公也】

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毎日新聞2020年11月27日 19時30分(最終更新 11月27日 19時31分)
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