国連児童基金(ユニセフ)などは1日付で、インターネットへの接続環境が自宅にない子どもは世界で13億人に上るとの報告書を発表した。
学齢期に当たる3〜17歳の子どもの約3分の2を占めるとして、デジタルディバイド(情報格差)の解消が急務だと訴えた。

ユニセフのフォア事務局長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの学校が遠隔学習を行う中、
ネットに接続できなければ教育を受ける機会が失われると懸念を表明。

「子どもたちを世界から孤立させてしまう」として、通信インフラ整備の必要性を呼び掛けた。
https://www.chunichi.co.jp/article/162964