百貨店で始まった、新たな試みです。重度の障害のある人が自宅からロボットを遠隔で操作して接客します。

仙台三越で始まった実証実験では、重度の障害で車イスでの生活を送っている島根県松江市の三好史子さんが自宅から遠隔で分身ロボット「オリヒメ」を操作してお歳暮販売の接客を行いました。


「家族が3人ですが、おすすめはどちらになりますか?」

三好史子さん
「ソーセージの詰め合わせはいろんな味を楽しめて、保存期間も20日くらいになります」

この取り組みは重度の身体障がい者の就労につなげようと宮城大学などが企画しました。あらかじめ商品の知識を学んだ三好さんがオリヒメを通して自宅のタブレットに映し出される映像を見て商品の説明や販売、接客・応対を行います。

島根県松江市から接客した 三好史子さん
「家にいながらいろんな方と接することができるので、とてもやりがいを感じている」

サービスの普及により重度の身体障害者の在宅ワークや人手不足が課題となっている農家の販売促進活動に繋がると期待されています。

https://www.fnn.jp/articles/-/114619
2020年12月2日 水曜 午後6:55 仙台放送
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