5日夜遅くから6日にかけて、横浜市と群馬県内の病院の敷地内で暴力団員が倒れているのが相次いで見つかりいずれも死亡しました。2人は別の場所で暴行を受けたあと病院に運ばれたとみられ、警察はそれぞれが所属する暴力団どうしのトラブルから事件に発展したとみて詳しく調べています。
5日夜遅く横浜市港北区にある病院の正面玄関の近くで、住吉会系の暴力団に所属する日比野翔組員(26)が死亡しているのが見つかりました。警察によりますと全身に傷があったということです。

また6日午前10時すぎには群馬県太田市にある病院の正面玄関近くで、男性が倒れているのが見つかりまもなく死亡しました。

捜査関係者によりますと死亡したのは稲川会系の暴力団員 石澤徳久組員(46)で、全身に打撲のあとがあったということです。

これまでの調べによりますと日比野組員が所属する暴力団と石澤組員が所属する暴力団がトラブルになっていて、2人はいずれも別の場所で暴行を受けたあと病院に運び込まれたとみられるということです。

警察は暴力団どうしのトラブルから事件に発展したとみて詳しく調べています。

2020年12月6日 21時08分
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