英国ノーフォーク郡の養鶏場では、病原性の高い鳥インフルエンザH5N8が検出されたことから七面鳥約3万羽が処分された。同様に1週間前にもノースヨークシャーの養鶏場で約1万羽が処分されている。6日、英日刊紙「ザ・サン」が伝えた。

英環境・食糧・農村地域省によると、11月初旬から同国全体で低病原性H5N1を含む鳥インフルエンザ蔓延が7件確認されている。

スコットランド、イギリス、ウェールズでは12月14日以降、更なる感染拡大を防ぐため、養鶏・家禽養殖関連企業に対して要件が厳しくなる。「ザ・サン」紙によると、七面鳥はクリスマスの食卓を飾るメイン料理であるが、感染拡大と処分により英国で七面鳥不足が懸念されている。

https://jp.sputniknews.com/life/202012077997972/