厚生労働省が新型コロナ感染症で10代の女性が死亡していたと誤って発表した問題で、厚労省は7日、集計の委託を受けていた業者が「死亡」と誤入力して集計していたのが原因だったと明らかにした。実際はこの女性は退院していた。

 厚労省は「関係者に多大な迷惑をかけたことを深くおわびする」とコメントした。今後、10代の死亡のような前例のないデータが入力されれば、公表に先立って厚労省の担当者が直接、都道府県に確認するなどの対策を徹底する。

 厚労省が4日に発表した集計では、10代女性1人が死亡していたと記載していた。その後、関係する県に確認したところ間違いだったと判明した。

共同通信

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