政府は10日、情報システムなどデジタル分野に詳しい人材を確保するため、国家公務員の総合職試験に新たな採用枠を設ける方針を固めた。2022年度試験からの導入を目指す。来年9月のデジタル庁創設に向けた取り組みの一環で、採用枠は数十人程度を想定している。

 現在の総合職試験は大卒程度が対象で「法律」「行政」など11区分ある。このうち170人程度を採用している「工学」の採用枠を減らし、情報システムやサイバーセキュリティーに詳しい人材の採用に充てる見通し。

 デジタル庁は、全体の定員が500人規模と想定されている。(共同通信)

2020年12月10日 12:02 共同通信
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