千葉県市原市で、運転する車を故意に電柱に衝突させて事故を起こし、助手席に乗った姉を殺害したとして、21歳の無職の弟が逮捕されました。

 殺人の疑いで逮捕されたのは、市原市の無職・高澤翔悟容疑者(21)です。警察によりますと、高澤容疑者は10月30日の午前2時ごろ、同居する姉の高澤絵里香さん(26)を軽自動車の助手席に乗せて、市道のゆるやかなカーブで故意にブレーキを踏まないまま電柱に突っ込んで事故を起こし、絵里香さんを殺害した疑いが持たれています。

 この事故で、絵里香さんは頭などを強く打ち、死亡しましたが、高澤容疑者も左手を骨折するなどの重傷を負って入院したため、警察は10日の退院を待って逮捕したということです。調べに対し、高澤容疑者は容疑を認め、事故当時は「死のうと思って車をぶつけた」と話していたということで、警察は心中を図った可能性も視野に捜査を進める方針です。(10日22:05)

最終更新:12/11(金) 1:47
TBS系(JNN)
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