兵庫県香美町の小学校の校長が自宅で覚醒剤を所持していたとして、警察に逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、香美町立香住小学校の校長、楠田千晴容疑者(54)です。

警察によりますと別の薬物事件の捜査の過程で楠田校長が密売人から覚醒剤を譲り受けた疑いが浮上したため、12日朝自宅を捜索したところ、置いてあったかばんの中に微量の覚醒剤が入ったポリエチレン袋1袋が見つかったということです。

調べに対し容疑を認めていて「使うために持っていたもので間違いありません」と供述しているということです。

警察は楠田校長が覚醒剤を使用していた疑いがあるとみて、入手経路などについて詳しく調べることにしています。
香美町教委「事実関係を確認中」
香美町教育委員会によりますと楠田校長は教育委員会のこども教育課長を経て、ことし4月から香住小学校の校長を務めていたということです。

香美町教育委員会は「校長が逮捕されたことは承知しています。現在、詳しい事実関係を確認しています」と話しています。

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