新型コロナウイルスの12月の全国の死者数が13日までに446人に上ることが14日、厚生労働省の集計で分かった。
月別で最多だった5月(477人)を大幅に上回るのは確実な状況で、1カ月では千人に達するペース。

北海道(121人)と大阪(87人)が顕著で、高齢の感染者や重症者の増加に加え、
医療体制の逼迫(ひっぱく)度合いが密接に関連していることがうかがえる。

第3波に入った11月以降、死者数の7日間平均は毎週増加し、13人(同21日)▽18・9人(同28日)
▽29・9人(12月5日)▽35・3人(同12日)−と推移。

12月に多いのは北海道、大阪のほか、東京46人、兵庫31人、埼玉30人、神奈川28人、愛知25人と大都市圏に集中している。

厚労省によると、第3波では60代以上、特に80代以上の高齢の感染者が増えているのが特徴。
これを反映するのが重症者の多さで、14日時点で588人と連日最多を更新している。

東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は「感染者が増えれば、医療機関でのきめ細かい重症化防止対策が困難になる。
死者を減らすには、感染者を減らすしかない」と指摘する。
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/201214/ecb2012141941012-n1.htm

【大阪府】 コロナ死亡、9割近くが70代以上
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1607942062/