「ハラスメント」「病床占拠」「報道の数字」新型コロナウイルス“リアルな問題”


ワイドショーは連日のように、新規感染者の増加や、看護師不足、重症患者用の病床の払底に直面する医療現場の窮状を伝え、
こうした報道を受けて、国民の不安が広がっている。

「宅配便の配達員に除菌スプレーを噴霧したり、ゴミを投げつけるハラスメント行為が多発しています」(全国紙社会部記者)

年末年始を前に、日本がコロナの猛威に染められてしまっている状況だ。
しかし、予防医学の権威である岡田正彦新潟大学名誉教授は、こう指摘する。

「一部のコロナ専門病院では看護師が帰宅できず、厳しい状況が続いている半面、そうではない病院もあり、
本当に医療が逼迫しているのかどうか、よく分からないのが実情です。

ただ、一つ言えるのは、増加している新規感染者の多くは軽症か無症状。ところが、行政はそういう患者を、
ホテルや自宅療養ではなく、入院させてしまっているケースもあるんです」

そんな患者にベッドを占拠されたら、重症者用のベッドが足らなくなるのは当然だろう。
しかも、第3波では高齢者の感染が増えているため、大阪では“悲劇”が起きてしまった。

「最先端の治療を行う住吉区内の病院で、看護師を中心に25人が退職する事態に陥ってしまったんです。
この施設の入院患者の半数は80代で介護が必要でした。ところが、先端医療に習熟した看護師でも、
患者のオムツを替えたりする介護には不慣れだったわけです」(大阪府医師会関係者)

本当に治療が必要な患者の病床が確保しにくくなっている最大の原因は、新型コロナが法律で指定感染症2類に指定されていることだという。
この指定により、コロナ感染者は1類のエボラ出血熱などに次ぐ厳しい管理下に置かれ、無症状の患者も、原則として入院させざるをえなくなるのだ。

前出の岡田氏も、「法律を改正し、仕組みを刷新する必要がある」と指摘。

増加する死者数に関しても、「ニュースやワイドショーで喧伝される数字の大小に惑わされないでほしい。
感染者数が増えれば重傷者や死者数も増えるのは、当然です。それなら、“70歳以上の高齢者の死亡率は減少している”ことも報道してほしいですね。

一時、レムデシビルなどの治療薬が期待されましたが、はっきりとした効果が確認されないまま、現在に至っています。
そこで現在、用いられているのが、肺炎などの炎症を抑えるステロイド剤。未承認の薬もありますが、
患者の同意を得て処方し、症状改善に成果を挙げているんです」(医療関係者)

致死率が下がり、医療崩壊も起きなければ、「コロナを必要以上に恐れる必要はない」(岡田氏)のだ。

「私の経験上、陽性者は家族に感染者がいるか、あるいは大勢で飲酒を伴う飲食の場に居合わせたケースがほとんど。
長時間会食することで飛沫感染するリスクを取り除けば、マスクや手洗いを徹底していれば、ほぼ感染の恐れはないと言えます」(前同)

第3波とて、正しく備えれば感染するリスクは、かなり抑え込めるわけだ。
https://taishu.jp/articles/-/90978?page=1

【東京都】 コロナ 目立つ感染は会食で・・保健所 「家庭内感染、そのもとをただすと、会食が原因で感染し、ウイルスを持ち込んでいる」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1607500661/