https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201217/k10012768511000.html

17日朝、新潟県南魚沼市で除雪作業の準備をしていた50代の男性がクマに襲われ、顔や腕にけがをしました。
男性は命に別状はないということで、警察などが警戒を呼びかけています。

17日午前5時前、南魚沼市の市野江に住む50代の男性から「クマに顔などをかまれた」と消防に通報がありました。

警察によりますと、男性は自宅の敷地内にある作業場で、「かんじき」を履くなど除雪作業の準備をしていたところ突然、
体長1.7メートルほどのクマに襲われ、顔や左腕にけがをしたということです。

男性は長岡市内の病院に運ばれましたが意識はあり、命に別状はないということです。

現場はJR浦佐駅から西側にある山あいの集落で、クマは男性を襲ったあと逃げていったということです。

警察などが周辺の住民に自宅から出ないよう警戒を呼びかけています。

ことし、新潟県内ではクマによる人身被害が相次いでいて、県は来月15日まで「クマ出没特別警報」を出し、
クマの出没地点には近づかず、単独行動を避け、鈴やラジオなど音の鳴るものを持ち歩くことなどを呼びかけています。