国産ブラウザアプリSmoozはあなたの閲覧情報をすべて外部送信している
2020/12/17

Smoozというブラウザでは、その利用情報がすべて開発元のアスツール社に送信されている。


調べた事実を列挙してみる。

・デフォルトの設定では、設定・操作・閲覧情報がユーザーID、デバイスIDと共にアスツール社のサーバーへ送信されている

・検索窓に入力した文字は、検索ボタンを押さなくても、その内容が逐一アスツール社のサーバーへ送信されている

・検索内容がアダルト関連ワードかどうかがアスツール社のサーバーに送信され判定されている

・サービス利用データの提供設定をオフにしても、閲覧情報がアスツール社のサーバーに送信されている

・プライベートモードにしても、閲覧情報がアスツール社のサーバーに送信されている

・https通信であろうとも閲覧したURLは完全な形でアスツール社のサーバーに送信されている

様々な設定を調べたが、どのようにしても外部への閲覧情報送信を止めることはできなかった。
あなたが何を調べ、何を買おうとしているのか、何で遊び、どこへ行こうとしているのか。それらはあなたの知らぬ間に送信されている。

これらはCharles Proxyというアプリを使うことで、驚くほど簡単に調べることができる。そのあたりも含めて解説していきたい。
スマホユーザーが自分の情報を守るためにはとても重要なことなので、ぜひこれを読んでいるあなたにも使えるようになってほしいと思う。


(略)

https://reliphone.jp/post-16195/