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新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない東京都は、医療提供体制の警戒レベルを最も深刻な「体制がひっ迫している」に初めて引き上げました。

小池知事は、「危機感を持つ必要ある」として、「年末年始コロナ特別警報」を発出し、感染拡大防止を強く呼びかけました。

小池都知事「ウイルスはカレンダーを持っていない。年末年始を感染拡大をストップさせるための特別な時期にしなければならない。特別な時期として『年末年始コロナ特別警報』を発出します」

小池知事は、都内の感染状況の悪化で、医療提供体制が「ひっ迫している」として、最も深刻な警戒レベルに初めて引き上げたことを受け、「これまで以上に危機感を共有しないといけない」と述べ、「年末年始コロナ特別警報」と名付け、感染拡大防止を強く呼びかけました。

新たに、大規模なイルミネーションイベントは、来年1月11日までの間、ライトアップの自粛や点灯時間の短縮を要請するほか、大みそかのカウントダウンイベントについても、自粛を求める考えを示しました。

また、医療崩壊を防ぐため、宿泊療養の対象年齢をこれまでの65歳未満から70歳未満の基礎疾患のない人に引き上げる方向で検討を進めます。

2020年12月18日 01:15
https://www.news24.jp/articles/2020/12/18/07788159.html