日本フィルハーモニー交響楽団が19日、横浜みなとみらいホール(横浜市)で開いた演奏会で、新型コロナウイルス感染防止のため、ベートーベン「交響曲第9番『合唱』」を合唱団全員がマスクを着けて歌った。

例年、150〜200人規模で歌う「第九」の合唱を東京音楽大生ら48人に絞り、歌手同士は前後各1メートル、左右各50センチの間隔を空けた。音量は控えめながら見事な歌を響かせ、今年ならではの「第九」となった。

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