全国各地の城郭の情報などを発信するイベント「お城EXPO2020」(実行委員会主催)が19日、横浜市西区のパシフィコ横浜ノースで開幕した。岐阜県からは、県大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」推進協議会などが出展し、県内の明智光秀ゆかりの地などをPRした。20日まで。

 城郭文化の振興や城ファンとの交流が目的で、今回で5回目。日本城郭協会の小和田哲男理事長の講演や武将隊によるステージイベントなどがあったほか、日本100名城・続日本100名城に選定されている城郭の関連団体などがブースを並べて地元の情報を発信している。

 岐阜県関連ブースでは、明智光秀姿のスタッフが登場し、県内の光秀伝説を載せた「十兵衛新聞」や戦国山城割り箸などを配って戦国武将ゆかりの地をアピール。10月に不破郡関ケ原町にオープンした観光拠点施設「岐阜関ケ原古戦場記念館」などを紹介した。明智城などの御城印(ごじょういん)の販売では城ファンらが列を作っていた。

https://www.gifu-np.co.jp/news/20201220/20201220-30728.html