福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入した問題で、厚生労働省の監視指導・麻薬対策課の田中徹課長は21日、同社に対しては業務停止命令相応の行政処分が妥当との考えを明らかにした。

 厚労省や県などが立ち入り調査に入った同社前で田中氏は、国の承認と異なる方法で血液製剤を製造したとして2016年に110日間の業務停止を命じられた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)を例に挙げ「同等か、それ以上の行政処分かは分からないが、かなり厳しい処分になる」との見解を示した。
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