北海道と札幌、旭川、小樽、函館の各市は24日、道内で新型コロナウイルスに感染した4人が死亡し、新たに123人の感染が確認されたと発表した。このうち札幌市では2人の死亡と67人の感染が確認された。道内の死者は計415人、感染者は延べ1万2618人(実人数1万2584人)となった。

 また、札幌市は24日、新たに市内の病院で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。感染者は入院患者9人と職員8人の30〜90代計17人。市は濃厚接触者を把握できているとして病院名を公表していない。

 「札幌医科大付属病院」で今月4日に発生が確認されたクラスターについて、23日付で収束したことも明らかにした。感染者は計12人だった。同病院は、北海道唯一の高度救命救急センターのある基幹病院。

 同市内の病院のクラスターは24日時点で13件が収束しておらず、既存のクラスターのうち2件で24日も新たな感染者が確認された。

 24日に道内で死亡が確認されたのは札幌市の60代男性と90代女性、道公表分の90代女性2人。

地域別の新たな感染者は、札幌市67▽旭川市10▽小樽市1▽函館市5▽空知地方1▽石狩地方11▽胆振地方5▽十勝地方23−の計123人。

産経新聞

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