※KAB熊本朝日放送

熊本県内では25日、新たに68人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。1日の感染者数としては過去最多です。

県内ではこれまでに熊本市で49人、芦北町で6人、八代市と氷川町でそれぞれ2人、玉名市、菊陽町、益城町、宇城市、大津町、水俣市、御船町、和水町、宇土市でそれぞれ1人のあわせて68人の感染が確認されています。県内で1日の感染者数としては8月5日の42人以来過去最多となります。

このうち熊本市では新たに南区の老健施設「白藤苑」でクラスターが発生していて、これまで入所者、職員31人の感染が確認されています。25日から感染者と接触した可能性が高い、109人を優先して検査をはじめ、最終的に施設を利用した全員にあたる300人規模の検査を実施する方針です。

また新型コロナウイルスに感染し入院していた玉名市の80代の女性が死亡していたことがわかりました。これで感染者の死亡は16人になります。

県内では病床使用率が37・4%と高い水準が続いていて、蒲島知事は医療崩壊・感染拡大を防ぐための正念場とし感染拡大地域からの帰省を控えることなど呼びかけました。

また熊本市は24日、25日と連続で過去最多の新規感染者を更新。感染拡大の収束がみえないことなどから1月11日に実施予定の成人式を中止すると発表しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/889047b7674e6c1d65a3749c171903e35f528a8a