※カンテレ

検察は12月16日、青葉真司被告を殺人などの罪で起訴した。

関西テレビはこれまで、青葉被告の主治医に何度も取材。
最先端の治療を受ける中、青葉被告が主治医に明かした胸中とは…

■死亡する確率95%…病院に運ばれた青葉被告

2020年2月まで近畿大学病院で勤務していて、京都アニメーションの事件が発生した当日は、やけどの専門医として「被害者の治療」にあたろうと奔走していた。

上田敬博教授:
被害に遭われた負傷者を一人でも、うちはやけどに強いので送ってくれと(京都の)病院に片っ端から電話をかけていったんです。

事件の翌日、上田教授のもとに京都の病院から運ばれてきた1人の患者…
意識不明の状態の青葉真司被告だった。

診て欲しい人がいると言われて、もしかしたらと思ったらやっぱりそうだった。
(京都の病院の)治療的には限界なんで先生の所でなんとかならないかと言われて…

当時の青葉被告は、死亡する確率95パーセントと言われる状態。
このときから4ヵ月間、上田教授は青葉被告の”主治医”として最先端の治療を施すことになる。

■わずかに残った皮膚から…最先端の治療とは

全身の9割にやけどを負った青葉被告に、正常な皮膚はほとんど残っていなかった。
わずかに残った皮膚の組織を培養し、シート状にして患部に移植する。

また、全身の皮膚を取り除いたため感染症の恐れもあり、毎日2時間かけて数人がかりで体重100キロを超える青葉被告の体を洗浄していた。

治療開始から約1ヵ月後、青葉被告は呼びかけに反応するまでに回復していた…。

上田敬博教授:
俗にいう『葛藤』がなかったのかということに関しては、葛藤はないです。目の前で絶命しかけている人がいるので、救命しないといけない、それが一番強い。被害に遭った人とその家族が…なんというんですかね…気持ちじゃないけど(青葉被告を)絶命させたら全部終わっちゃうというのがあって、(家族を)落胆させてしまうんじゃないかという、勝手な気負いがあった

回復する"青葉被告"が医師との会話で「ありがとうございます」

10回以上の手術と24時間体制の看護で、青葉被告は2019年9月、気管に入れていた器具を取り外し声が出せるように。そして後日、上田教授にこんな胸中を明かしたという…。

青葉被告:
自分は底辺の人間だ
生きてる価値がない

以下全文はソース先で

2020年12月27日 日曜 午後7:00
https://www.fnn.jp/articles/-/123805
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/7/b7df9_1726_67c195f6da622e64937f741895f76065.jpg