家具大手のニトリホールディングスは、ホームセンターを展開する島忠へのTOB(株式の公開買い付け)が成立したと発表した。
ニトリが、島忠に対して28日まで行っていたTOBでは、応募があった株式が全体の77%余りに達し、目標としていた50%を上回った。
ニトリは、残りの株式も買い取りの手続きを進め、島忠を完全子会社にする方針。
島忠をめぐっては、ホームセンター大手のDCMホールディングスがTOBを始めたあと、ニトリもTOBに乗りだし、買収合戦の様相を見せていた。
ニトリは、島忠を傘下に置くことで、販売網を強化し、事業拡大につなげたい考え。

https://www.fnn.jp/articles/CX/125766