世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチンが実用化されたイギリスで、高い予防効果を得るために必要な2度目の接種が始まりました。

世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチンが実用化されたイギリスで、高い予防効果を得るために必要な2度目の接種が始まりました。
イギリスBBCによりますと、2度目のワクチン接種は29日に始まり、今月8日に最初にワクチンを投与された91歳の女性に行われました。

開発したファイザーなどによりますと、このワクチンは3週間空けて2度接種する必要があり、2度目の接種から1週間後には発症を予防する高い効果が得られるということです。

イギリスでは、感染力が強いとされる変異した新型ウイルスの拡大が深刻で、29日の新規感染者が初めて5万人を超えるなど、制御できない状況が続いています。

このワクチンは変異したウイルスにも有効だとされていて、イギリス政府は国内500か所ある接種場所をさらに増やし、ペースを速めたい考えです。

https://www.news24.jp/sp/articles/2020/12/30/10794785.html