2021年の干支にちなみ、牛をかたどった福島県・会津地方の伝統工芸品「赤べこ」が、全長約2・7メートルの巨大サイズで、JR東京駅の商業施設「グランスタ東京」の広場に登場した。赤べこには疫病を退けるとの言い伝えがあり、新型コロナウイルス禍の終息を願ってマスク姿で展示。行き交う人々の心を和ませている。3月末まで。

 JR東日本のグループ会社「鉄道会館」が企画し、赤べこで有名な福島県会津若松市から借り受けた。東日本大震災から10年となる福島県への関心を高めてもらう狙いもある。

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