小池都知事、宣言解除目安“東京1日500人”は「念頭に入れ目指す」…東京で2392人感染

東京都の小池百合子知事(68)は8日の定例会見で、緊急事態宣言の対象期間の初日を迎えたことを受け、「今回の緊急事態宣言下の肝はどこまでテレワークを徹底できるかだ」とし、事業者や都民へ週3日以上のテレワークや、出勤者数7割減を実践するよう求めた。

 また、西村康稔経済再生担当相が7日、緊急事態宣言の解除には、新規感染者数が東京都で1日当たり500人に減少するなど「ステージ3」の指標達成が目安と表明したことについて、小池氏は「念頭に入れて目指していきたい。レベル3は一つの目標になる」と述べた。

 東京都では8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2392人確認されたと発表した。7日の2447人に続いて、2日連続で1日当たりの新規感染者数が2000人を超えた。重症者数は7日から8人増の129人となり、過去最多を更新した。小池氏は都内の感染状況について「ギリギリの状況だ。前回の緊急事態宣言時とは全く異なるステージに入ったという認識が必要」と危機感を示し、午後8時以降の外出自粛の徹底などを要請した。

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