大阪・兵庫両府県とともに国に緊急事態宣言の再発令を要請することになった京都府。
府内で特に感染者が多い京都市の門川大作市長も8日、記者団に「(宣言発令で)危機感を共有するのが極めて大事だ」と理解を示した。
ただし、大阪府の吉村洋文知事が7日に急きょ方針を転換したのは、京都市にとっては「寝耳に水」だったのが実態のようだ。

 「なんじゃこりゃ」。京都市幹部は7日午後の庁内会議の最中、大阪府が国に緊急事態宣言を要請する動きを知った。
「大阪の動きは全然知らなかった」と明かす。「でも、大阪が動き出した以上、京都も宣言発令を要請せざるを得ないだろう。乗り遅れられない」と諦め気味に語った。

https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/040/213000c